2021/7/19

クリックしてはいけない!フィッシング詐欺の傾向

2018年にフィッシング詐欺で最も目を引いたのが、宅配業者の不在通知詐欺です。
「配達に行ったが不在だったので、下記のリンクから確認してほしい」というようなSMS(ショートメール)を送り付けて、利用者をリンク先の偽サイトに誘導し、そこでID、パスワードなどを搾取するというものです。
 実はこの業者は、SMSで不在通知を行うことはないということだったのですが、それを知らない人がまんまとだまされてしまいます。
 そういったメッセージを使った詐欺には、SMSやメールだけでなく、SNSのメッセージ機能やゲーム内のメッセージ機能を利用する攻撃も大変増加しています。すぐにクリックすることは大変危険です。
 
 ほかには地震が起こった際に、気象庁を名乗って詐欺メールが送られてくるなどの例もありました。
日々巧妙になる手口を少しでも知るには、フィッシング詐欺協議会(フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan (antiphishing.jp))のページや内閣サイバーセキュリティセンターのツイッターをフォローするとよいでしょう。最新の事例をすぐに確認できます。
 
(参考文書:インターネットの安全安心ハンドブック)