2017/9/4
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自転車を盗まれる |
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岸和田市内では、昨年平成28年1月~12月に盗まれた自転車は、実に679件でした。 わたしの個人的な見解にはなりますが、自転車盗には2種類あると思います。 1、ひとつは、足代わりに無施錠で盗みやすく特徴のない自転車を盗む犯行。 2、もうひとつは、流行の自転車やロードバイクなどの高級自転車を、少々の鍵であれば壊してでも盗み、バラバラのパーツで売りさばくプロ業者の犯行です。 高級自転車や流行のビーチサイクルなどに乗っている人は、細心の注意を払い、少しの時間でも離れるときは厳重に施錠しなければなりませんね。 外出先で駐輪する際は、振動で大きな警報が鳴る、警報機なども有効です。 足代わりに盗まれる自転車は、約半数は無施錠の自転車です。 これについては、少年の犯行も多く、非行の登竜門ともいえるかもしれません。 最初から自動車やオートバイを盗む少年はいません。 自転車を何度も盗むうちに罪の意識が薄れ、オートバイを盗んだり、万引きに手を出したりと、いつのまにか、非行少年と呼ばれるようになってしまいます。 無施錠で簡単に盗ませてしまうということは、岸和田市の非行少年の増加につながりかねませんね。 簡単に盗ませないということも、持ち主の責務だという時代かもしれません。 自転車には、必ず鍵をして、駐輪場や夜間はセンサーライトのはたらく場所など、安全なところに駐輪しましょう。 鍵の種類にも、シリンダー錠などの安全性の低い鍵と、ICチップの入った安全性の高い鍵もがあります。なるべく壊されにくい安全性の高い錠をして、自転車に住所や記名をするのも「自分のものだ」と特定しやすいので、盗まれにくくなります。 皆さんの自転車は、大丈夫ですか? 盗まれてもまた買えばいい、撤去されてももういらんわ、などど安易に考えることなく、 家族のひとつひとつの愛車、安全に大切に乗ってくださいね。 お読みいただきありがとうございます。 |
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