2017/9/8

性犯罪

強姦、強制わいせつ、というと、あまり身近に起きているとは感じられないかもしれませんが、実は大阪府下のあなたの身近な所で発生しています

まさか自分が被害に遭うなんて思いもしなかった・・・と悔やむことのないように、気を引き締めて日常生活で注意するポイントについて、お話したいと思います。

大阪府下の昨年28年年中の強姦の発生件数は、100件(前年比―30件)、強制わいせつの発生件数は、936件(前年比-148件)でした。

被害者の約80パーセントが10代、20代の女性で、時間帯は強姦が夜0時~1時強制わいせつが21時~0時がピークの発生時間帯となっています。
 
発生場所は、強姦については、共同住宅や店舗等で多く発生していますが、店舗等については、ホテルやカラオケボックス等での被害が多いです。
 
強制わいせつは、道路上での発生が多く、後方から襲われるケースが目立ちます
 
イヤホンで音楽を聴きながらのウォーキング、携帯電話を使用しながらなど「ながら歩き」の帰り道の被害が多く発生しています。
道路上で押し倒され、襲われそうになったときに、防犯ブザーを鳴らしたところで犯人が逃走したケースがあり、防犯ブザーの活用は効果的です。
 
就寝中にの鍵のかかっていない玄関ドアやベランダの窓から部屋の中に侵入されて、強姦や強制わいせつの被害に遭うケースも発生しています。
 
☆ 学生は塾帰りや遅くまで外出する際には、なるべくひとりで帰らず、家族に連絡を取り合いましょう。やむを得ずひとりで帰る場合は、「ながら歩き」をすることなく、周辺や後方に不審者がいないか注意しながら明るい人通りの多い道を帰るようにしましょう。
 
☆ 被害に遭った被害者の多くは、「恥ずかしさ」や「用心しなかった自分が悪かった」と自責の念にとらわれ、誰にも相談できずに悩んでいるケースも多いです。
 
大阪府警察のウーマンライン06-6941-0110などの相談窓口なども設けられていますので、ひとりで悩まず相談しましょう。