2017/12/11

年末年始の空き巣対策

特殊詐欺が多発しているこの頃ですが、典型的な泥棒の手段、侵入盗被害が一番多く発生するのは、年末年始です。(特殊詐欺の被害防止については、過去のブログを参照くださいね)

年末は何かと忙しく、帰省して数日家を空ける、現金を持ち歩く機会が多くなるなど、泥棒にとっては絶好の機会となる時期なのです。

事務所や店舗あらしも然りと言えるでしょう。
 
空き巣に入られると、窓を割られたり、家の中はひっくり返され、知らない人間が家の中に入って荒らしたという気持ち悪さの・・・・・心の傷も相当なものです。
 
この典型的な泥棒被害に遭わないために、気をつける点について少し書かせていただきます(^-^)

どろぼうの弱点

どろぼうは、「音・光・人の目・時間がかかる」が大嫌いです。 これらを上手く組み合わせて、どろぼうを撃退しましょう。

「音」が出る

どろぼうは音が出るのを嫌います。大きな音が出ると、周りの人に気付かれてしまうからです。 どろぼうの通り道に玉砂利をしいたり、ドア、窓にセンサーや警報器をつけるなどして、音でどろぼうを威嚇しましょう。

「光」が出る

どろぼうは目立つことが嫌いです。明かりがあることで周囲の人に気付かれたり、どろぼうが暗闇に隠れることが出来なくなるからです。 玄関前や駐車スペース、死角にセンサーライトを設置するなど、光を使って、どろぼうを威嚇しましょう。 また、ご近所同士で門灯を付けあうなどすれば、地域のつながりや防犯意識の高さを示すこともできます。

「人の目」

どろぼうは人に見られたり、声を掛けられることを嫌います。 住民同士のつながりを感じ、防犯意識の高い町だと感じるからです。 日頃から住民同士で挨拶をしあうようにして、見たことのない人には声を掛けるなどして、「見られている」ことを意識させましょう。 不審者を見かければ警察に通報しましょう。 住民同士の挨拶、そこから地域の防犯対策は始まります。

「時間がかかる」

どろぼうは侵入に時間がかかるのを嫌います。 時間がかかると見つかったり、捕まったりする可能性が高まるからです。 多くのどろぼうが侵入に5分以上かかると諦めるといわれています。 最も狙われやすい窓ガラスやドアを頑丈なものに取り替えたり、補助錠を取り付けるなどして、侵入されにくい環境づくりを行うことが重要です。

※ハード(防犯設備等の設置)だけでも、ソフト(住民活動等)だけでもダメ、ソフトとハードをバランスよく組み合わせることがポイントです。

 
         防犯対策をしっかりして、良い新年を迎えましょう